CBDリキッド、ハーブの自作で重要なテルペン。
取り扱っていると、色んな問題が起きてきます。
(精油 取り扱いor保存方法) などで検索すると色々と出て来ると思います。
テルペン取り扱い注意点
- 部屋中がテルペンの匂いで充満
- プラスチックやゴムが溶ける
- 遮光瓶の蓋が溶けて漏れ出す
- 肌がかぶれる
- テルペン濃度を間違えると・・・
シリンジ、保管する遮光瓶の材質をチェックしたり、(とにかく少量から)を意識しないと、大失敗を起こす可能性があります。
※日本ではまだ”テルペン”で調べるよりも(精油)(エッセンシャルオイル)などの情報が参考になります。が、それでも情報はかなり少ないです。
ネットで完璧な答えを探しても”無いと断言できる程度”なので、注意点を抑えて自分で検証するぐらいの意識が必要だと思います。
部屋中がテルペンの匂いで充満
良い香りと言えば聞こえはいいですが、かなり部屋中が香ります。
換気をしっかりとしたり、テルペンがこぼれても問題ないようにトレーの上で作業をするなど、準備はしておいた方が良いと思います。
家族からクレームが来るかも(‘_’)
テルペン(精油)はプラスチックやゴムが溶ける
画像引用:生活の木
×=PET、ゴム
△=PAN、PMP、PE、PP
〇=ガラス全般
こちらの【CBD自作】あると便利なアイテムまとめで紹介している、シリンジでテルペンを注入していますが、
・ゴムが溶ける
・目盛りが溶けて消える
気になる方は、工業用シリンジを使用した方が安全です。
自分用なのでゴムや目盛りに触れないように使っていますが、念には念をって感じです。
工業用シリンジを使用する
※ガラス製なので、扱いには注意が必要です。
※洗浄⇒使い回しができますが、強力なテルペンの匂いはなかなか取れません。
無水エタノールに浸すor煮沸消毒or熱湯消毒などをする必要があります。
遮光瓶の色
また、テルペンを小分け保存する場合は、遮光瓶の材質(蓋の材質など)、色まで確認しておいた方が良さげです。
エッセンシャルオイル(精油)やキャリアオイルの保存には、茶色の遮光瓶が最も適している
引用元:遮光瓶 色による遮光率の違い
遮光瓶には、茶、緑、青などがありますが”茶色”が1番品質劣化しにくく、精油の保存には合っているようです。
テルペン保存方法について
- 冷暗所で保管する
- できるだけ空気に触れさせない
もし大容量のテルペンを買った場合、
『茶色の遮光瓶に小分けする⇒できるだけ蓋の開け閉め回数を減らす』
などの工夫もしておいた方が良いと思います。
劣化したテルペンは風味が飛んで”えぐみ”が増す。そんな風に感じています。
精油は頻繁かつ急激な温度変化によって品質劣化のスピードを上げてしまうという点です。冷蔵庫から頻繁に出し入れを繰り返すと、温度変化に何度も晒されることになりますので、あまり好ましい保存状況とは言えなくなります。もう1つのデメリットは、夏場に冷蔵庫から取り出して放置すると、瓶が結露してしまうことがある点です。湿気は精油にとって大敵です。結露した水分が内部に進入してしまうと、非常に短期間の間に精油は劣化してしまいます。こうしたデメリットを考えると、比較的短い期間で精油を使い切る方は、夏場でも特に冷蔵庫で保管する必要はないと思います。もし冷蔵庫で保管する場合は、必ず使ったらすぐに戻すようにして、温度変化と結露を避けるようにしてください。なお、ローズ・オットーなど一部の精油は低温下で凝固するものがあります。その場合は、取り出して手のひらで少し暖めると液体に戻ります。また、理想的な精油の保存温度は、5〜10℃の間とされています。冷蔵庫の温度は通常は5℃より少し低くなっていることが多いので、冷蔵庫の中では最も温度の高い野菜室に置くのが良いでしょう。
冷蔵庫から取り出す⇒使用後はすぐに冷蔵庫に戻す ぐらいで大丈夫だとは思います。
肌がかぶれる
プラスチックが溶けるぐらいの原液なので、素手で触るのはリスクが高すぎます。せめて調理用手袋などを付けて作業しましょう。
テルペンを入れすぎると
- ”拒否反応”として鼻や口がヒリヒリする
- えぐみ、辛味が強くなる
- プラスを通り越してマイナスに ※有害
テルペンは基本的に希釈してから使う事が前提です。
テルペンの取り扱い注意点まとめ
- プラスチックやゴムが溶ける
- ガラス製の工業用シリンジを使用するのが安全
- 保存容器は”茶色”の遮光瓶がベスト
- 部屋中がテルペンの香りで充満する
- 保存方法にも気を付ける
安定したCBDリキッドやハーブ生産業者の、品質へのこだわり、苦労がよく分かります。
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・参考サイト(外部サイト)
>>エッセンシャルオイル(精油)の保存方法/エッセンシャルオイル(精油)のお店 Tea-treeの森