・天然テルペン、オーガニックテルペン
・植物由来、大麻由来
・フルスペクトラムテルペン
・フルテルペン
・ライブレジンテルペン

なんのこっちゃか分からないですよね(汗) それぞれの違いについてまとめています。
テルペン(terpene)について
痛みに最適なテルペン
・カリオフィレン
・α ビサボロール
・フムレン不安に〜
・リモネン
・ゲラニオール
・ミルセン睡眠に〜
・リナロール
・ミルセン
・ネロリドール
・カリオフィレンhttps://t.co/CJu4mCzeqq— ヨーキー@CBD自作中 (@yoki_cbd_jisaku) August 16, 2021
- リモネン
- ミルセン
- リナロール
- αーピネン
- デルタ3カレン
- β-カリオフィレン
>>テルペンとは何か? 外部サイト
上記の6成分は大麻によく含まれているテルペンとして紹介されていますが、大麻草には200種類以上のテルペンが含まれています。
CBD製品で見かける”天然テルペン”の多くは、植物由来のテルペンを組み合わせて大麻草のテルペン成分を再現したものです。
そして、CBDやCBNなどのカンナビノイド成分とテルペンを一緒に摂取することで、アントラージュ効果(相乗効果)が働き効果を増幅すると言われています。

ちなみに有名?な(マンゴーを食べた後に吸うと体感が跳ね上がる)って話はミルセン成分が鍵だったり、オレンジなど柑橘系の皮にはリモネンが含まれていたりします。
フォロワーさんで、(CBDオイルにドライフルーツを漬けとくとどうなるのだろう?)と言われてた方が居ますが、それの結果はどうであれ意外とCBD製品と相性が良いものは身近にあると思います。
フルスペクトラムテルペンとは?
先ほど(CBD製品で見かける”天然テルペン”は、植物由来のテルペンを組み合わせて大麻草の成分を再現したものです。)と書きましたが、
通常は10~30種ほどのテルペンを組み合わせて品種を再現しています。
100~200種のテルペンを組み合わせて再現したものをフルスペクトラムテルペンと呼ぶようです。

同じテルペンでも色々ありますよね・・・
大麻(カンナビス)由来のテルペンについて
その名の通り、大麻(カンナビス)から抽出されたテルペンです。
海外ではCDTやHDTと呼ばれています。
どれだけ植物由来のテルペンで品種を再現したと言っても、本物特有の香りはしません。
大麻由来のテルペン
香りは別格 pic.twitter.com/hgYGlFWDt8
— ヨーキー@CBD自作中 (@yoki_cbd_jisaku) August 24, 2021

初めて大麻由来のテルペンを嗅いだ時は、(これこれ!!)ってかなり衝撃をうけました。 ※ただ香りが残りにくいのか、リキッドが自宅に届く頃にはかなり薄れています。
香りは本物で凄いのですが、メリットもあればデメリットも多いため、なかなか出回らない印象です。
- 香りは本物
- CBD感も良さげ
- とにかく高価
- 品種毎の味の差はあまり無い?
- そもそも流出量が少ない
ちなみに大麻由来のテルペンは、植物テルペンの中でも高級と言われるメーカーよりも更に3〜4倍します…
— ヨーキー@CBD自作中 (@yoki_cbd_jisaku) September 8, 2021

その上、(ベリーホワイトお試しで購入⇒最高⇒まとめ買い希望⇒在庫切れ・・・)そもそもテルペン自体が入手困難です(汗)
テルペン購入時の注意
『フルスペクトラムテルペン』
『ヘンプテルペン』
『大麻テルペン』
⇑と書かれていても、大麻由来テルペンとは限りません。

(THC検出値以下で限りなく0%に近いけど、元々はフルスペクトラム原料を使用⇒フルスペクトラムリキッドとして販売~)みたいに、”嘘ではないけど誤解を生む表現”は山ほどあります。
まぁ大麻由来テルペンが、必ずしも植物由来テルペンより優れているって事もないですけどね。。。
大麻由来・植物由来の特徴
・フルーティーなら植物由来テルペン
・草フレーバーなら大麻由来テルペン
・香りが強い&残る
・CDT、HDTより安い
・大麻再現系は”ほとんど”微妙
・将来的な期待値としては高い
・本物にしかない香りの奥深さがある
・香りが残りにくい(リキッドは特に残らない)
・とにかく高い
・ロットによって風味が変わったりする?

14メーカー(221種)のテルペンを試してきた経験から言うと、植物由来のテルペンで”本物再現系(草フレーバー)”はもう買うことは無いかな・・・
と思っていたけど、限りなく香りが再現されているテルペンも出てきたなと追記。
将来的な可能性は植物由来の方が高いです。
いつかは植物由来(大人気)⇒大麻由来(不人気)となる未来が来る可能性も充分にあるとは思っています。
追記:ライブレジンテルペンとは
まずライブレジン本来の定義としては、以下になります。
ライブ テルペン別名ライブ樹脂テルペンは、植物がまだ生きている間に大麻や麻から抽出されるか、場合によっては新鮮凍結された植物から抽出されるテルペンを指します。フレッシュフローズンとは、生物塊が生きている間に凍結されたことを意味します。
『ヘンプ(カンナビス)を新鮮なまま瞬間冷凍⇒テルペンを抽出=ライブレジンテルペン』
新鮮な麻テルペンですよ~ って事なんですが、ライブレジンテルペンは本来THCが含まれているものであり、日本国内に輸入はできません。
日本国内でもし正規的に流通する本物のライブレジンテルペンがあるのであれば、それは以下の2パターンだと考えられます。
①元々”THCフリー”のバッズを瞬間冷凍させて抽出した物
②THC含有のライブレジンテルペンから、THCを除去した物(技術的に不可? 可能であったとしても莫大な予算がかかる上に、そもそも世界的に需要が無い? 仮に成功してもそれはもはやライブレジンテルペンでは無い?)
※上記どちらも存在自体の確認すら取れた事がありません。
実際日本国内に出回っているライブレジンテルペンは、僕が把握している限り以下の2種類が主です。
・CDTもしくはHDT(カンナビスorヘンプ由来テルペン)
・植物由来×ヘンプ由来テルペンのハイブリッド
※上記のどちらか”本来ライブレジンテルペンでは無い”ものを、海外メーカー(サプライヤー)がライブレジンテルペンとして販売しています。実際中身は何なのか問い詰めると、上記のどちらかに該当するパターンばかりです・・・

上記を踏まえ、もし僕がライブレジンテルペンを販売する場合は以下のように説明して販売します。
ライブレジンとは : 植物がまだ生きている間に大麻や麻から抽出されるか、場合によっては新鮮凍結された植物から抽出されるテルペンの事を指す。
¨本来ライブレジンテルペンはTHCが含まれていて日本では扱えない¨のですが、海外の人気メーカー達が日本みたいなTHCがアウトの国でも問題ない仕様として販売しているライブレジンテルペン(商品名)を使用しています。なのでTHCフリーなのでご安心してお試しくださいね。
と書きます。
(日本国内におけるライブレジンテルペンは実際CDTもしくはHDT)と認識しつつ、ライブレジンテルペンの方が手に取って貰えるということでライブレジンテルペンとして販売~ って考え方でしょうか。
もう1つは(信頼できる業者がライブレジンテルペンとして販売しているから、そのままライブレジンテルペン”商品名”を使っている)って感じだと認識しています。

まぁ正確にはライブレジンテルペンじゃ無いことを分かっている上で、本来の定義である(新鮮な麻テルペンですよ~)だけを持ち出し明らかなミスリードを狙った販売方法はどうかとは思いますが・・・
CBD製品でよく見かけるテルペンまとめ
- 植物由来のテルペン
- フルスペクトラムテルペン
- 大麻由来のテルペン
- テルペン希釈液
植物由来のテルペン
=日本のCBDリキッド(ワックス)はこれが一般的。大体10~30種の単一テルペンを組み合わせて品種を再現。”天然テルペン””オーガニックテルペン”と呼ばれている。※正確には後述しているのも全部”天然テルペン”ですけどね・・・
フルスペクトラムテルペン
=100~200種の単一テルペンを組み合わせて品種を再現。一般的にまだ出回りやすいが(高級テルペン)に入る。植物由来、大麻由来など色々ある。
大麻由来のテルペン
=大麻草から抽出されたテルペン。海外ではCDTやHDTと呼ばれている。香りは凄いものの入手困難。香りが残りにくい。とにかく高価。
テルペン希釈液
=無味無臭のテルペン。所謂”フルテルペンVAPE”のベース液に使用されている。
ライブレジンテルペン
=日本国内に出回っているのは、(CDT)(HDT)(ハイブリッド)が大半

大きくカテゴリー分けされていますが、それぞれ質の差はピンキリです。(フルスペクトラム)(フルテルペン)と同じように、単語など”いち”要素で選ばないようにしましょう。
CBDやCBNなどの配合量も大事ですが、テルペンもかなり重要です。また(香りが嫌い=気分が悪くなる)事もあるので、最終的には”自分に合った物”を見つける意識も大切です。