リキッドを吸って、
辛味、えぐみ、喉が痛いなどの原因は大体”電圧が高いのが原因”です。
・ベース液(PGベースは甘味や濃厚風味と引き換えに、辛くむせやすい)
・カンナビノイド濃度(濃度が高いほど刺激は強くなる)
※まろやかな原料、辛味苦味が強い原料もある
・テルペン(テルペン濃度が高いと辛い、むせやすい)
・吸い方(一度口の中で溜めたり軽く吐いてから吸い込むのがコツ)
※あと一気に吸い込まない事
⇑色々と要因はありますが、電圧と吸引秒数が1番重要です。
①低電圧&ロング吸引
②中~高電圧&ガツンと吸引(←大体のユーザーがこっちの吸い方をしてしまっている。特に初心者さんは①の低電圧から試すのが◎)
もちろん吸い心地に好みは分かれますが、(低電圧用)(高電圧用)とリキッドの調合自体も変わって来ます。
ただ現状国内リキッドの大半が”本来は低電圧向け”だったり、きっちりセッティングを合わせると感覚的に95%ほどの人が低電圧を好んでいると感じてます。
”CBDリキッドに最適な電圧の探し方”としてますが、
CBD、CBG、CBNリキッドどれでも同じです。※多少は違いますけどね
そもそも電圧とは?
⇧一般的なペン型VAPE
・Green(緑)=3.4V
・Blue(青)=3.7V
・Red(赤)=4.2V
⇧CBDリキッド用として多く出回っているペン型VAPEは、パッケージに電圧が表記されています。(電圧3段階調整VAPE)
多くのVAPEが最低電圧3.3V~~~ からになっていますが、はっきり言って3.3V~~は電圧が高いです。
テルペンは壊れやすい
電圧が高いとテルペンが壊れます。
テルペンが壊れることで、苦味やえぐみなどが出ます。
テルペンは高電圧やと風味が飛んだりえぐみが出たりしやすい。
ただ同じテルペンでも、(熱で壊れやすい成分)(壊れにくい成分)がある。
だから同じ濃度90%超えリキッドでも、
・喉にも優しい低電圧向け
・ガッツリ高電圧向け↑この2つでは使用テルペン、比率も変わってくる。
— ヨーキー@CBD自作中 (@yoki_cbd_jisaku) February 24, 2022
特にフルーティーなほど壊れやすいと言いますか、フルーツ感が失せたりします。
また辛み、えぐみ、ケミカル感、喉が痛い などは電圧が合っていない事が原因であったりするので、1度低電圧で試してみてください。
ミルセン
ほとんどの専門家は、インディカ株の強力な鎮静効果でミルセンを信用しています。ミルセンは、ベリーとマンゴーのほのかな香りで、甘く素朴な味わいを与えます。このテルペンは約330°F(165°C)で沸騰します。ベータカリオフィレン
ベータカリオフィレンは、黒コショウ、クローブ、シナモンなどのスパイシーなフレーバーを提供します。ベータカリオフィレンは、内在性カンナビノイド受容体に直接結合することが知られている唯一のテルペンの1つであり、沸点は約248°F(120°C)です。リモネン
リモネンのさわやかな香りは柑橘類の皮を彷彿とさせます。テルペンは高揚感を促進する傾向があり、約350°F(177°C)で沸騰します。テルピネン
テルピネンは、柑橘系の含みを持つハーブのようなウッディな香りがします。抗菌性で知られるテルピネンは、約365°F(185°C)で沸騰します。フムレン
フムレンは、ホップ、セージ、高麗人参の植物に豊富に含まれています。テルペンは強力な抗炎症作用があり、沸点は222°F(106°C)です。ピネン
ピネンは、針葉樹、ローズマリー、パセリの主要なテルペンです。研究者は、ピネンが肺の気道を開くのに役立ち、記憶を改善する可能性があることを発見しました。ピネンは312°F(156°C)で沸騰します。リナロール
リナロールの花の香りは、「スパテルペン」というニックネームを付けています。リナロールはラベンダーの花に含まれ、テルペンは心を落ち着かせる効果があります。リナロールの沸点は約388°F(198°C)です引用元:https://organiccbdnugs.com/blogs/cbd/best-temperature-to-vape-cbd-oil
カンナビノイド原料の雑味・苦味・辛味が出る
こちらの『テルペン非配合=カンナビノイド原料100%』の超CBNを吸ってみれば分かるのですが、大体5w(2.3v辺り)からカンナビノイド原料の雑味が出てきます。
3.5w(1.8v)などの超低電圧で吸引すると、味はほぼ無味です。
・CBTは独特な味がする
・基本的にブロードスペクトラム原料は辛かったり草風味が強い
⇑このような原料(成分)、比率でも最適な電圧は変わってきます。
低電圧ってどれぐらい?
1.8~2.5V(4.2~5.3W)
⇧大体目安としてこんな感じです。
※多くのリキッドは2.2V(5W)前後が1番美味しいです。
※表示されている数値
・1.16Ω(抵抗値 ※アトマイザーによって異なり、多くのCBDカートリッジは1.2Ω)
・V数=2.4V
・W数=5W
⇧VAPEによっては、このように電圧合わせに重要な数値を表示してくれます。
⇧この記事にも書いているアイスティックT80は本当おすすめです。※マカロニで販売開始したので、売りたいだけやろって感じになりますが・・・
⇓マカロニCBDブログ
⇧先ほどのペン型最低電圧の3.3Vで合わせると、9.4wになります。
推奨電圧を明らかに超えています・・・
爆煙で楽しむ通常のVAPE(CBDが入っていない)
①0.2Ω=68w (超爆煙)
②1.2Ω=11.4w (平均値)
⇑これはどちらも同じv数(3.7v)での吸引となり、①の方が爆煙で楽しめます。②の方が味が濃く出たり吸いやすくなります。
CBDリキッドで爆煙は必要ないですが、抵抗値1~1.7Ωぐらいの幅はあり本来それに合わせて調整する必要があります。※ほとんどが抵抗値1.2Ω
低電圧を推奨する理由とメリット
- 喉への刺激が少ない
- テルペンが壊れない
- カンナビノイド原料の雑味や苦味が出ない
- リキッド、VAPEへの負担が少ない
- 大体のリキッドは低電圧向け
- ゆっくり長く吸う事で”深呼吸”にもなる
メリットの方が圧倒的に大きいです。
低電圧向け・中(高)電圧向けリキッドの違い
低電圧向け(低~高濃度&テルペンしっかり配合)
=風味がしっかり、キックが少ない、優しいリキッド
中(高)電圧向け(濃度95~97%とほぼカンナビノイド成分)
=テルペンの風味よりも、がっつりを意識した配合
意図しているかは分かりませんが、現状日本で販売されているリキッドは低電圧向けが大半です。
今後(高電圧向けリキッド!)なんて謳うショップさんも出て来ると思いますが、低電圧用に調合した方が美味しく優しいです。
特にフルテルペン低~中濃度は低電圧向け
CBD濃度30%(フルテルペン)
⇧こういった濃度のリキッドは、テルペン比率が高いため3.3Vを超えるような電圧で吸うと辛味などが一気に強くなります。
逆に、
マカロニS・Iのような超高濃度(濃度93%)リキッドは、テルペン比率も少ないため少々高電圧で吸ってもそこまで不味くもなりません。
まぁ喉への刺激は強くなりますけどね・・・
最適な電圧の探し方
2V(4w)程度から、0.1~0.2単位で上げていき、自分好みの電圧、吸引秒数を探してみてください。
また『4.8w 10秒の吸引』など低電圧ほど長く吸う事をイメージすると、より最適な電圧を見つけやすくなります。
ほとんどのVAPEが低電圧”非対応”
感覚値ですが、CBDリキッドユーザーが持っているVAPE本体の90%以上が低電圧に対応していません。
1,000円前後で買えるペン型VAPEは、99%非対応(3.3V以上~~)です。
PGリキッドが主流である頃は、3.3v 1~3秒の”ちょび吸い”でも良かったんですけどね・・・
海外は中(高)電圧が主流
海外圏で色々調べていると、3.7V(9w)ほどの電圧を推奨している事が多いです。※基本的に3.7vはCBDが入っていない通常VAPEと同じ推奨電圧です
・高電圧を推奨した方が体感を強く感じさせやすい
・濃度95%のような超高濃度リキッドが主流
・今さら低電圧が広まると困る(CBDリキッド専用のVAPE本体が必要など)
何が要因となっているかは知る由もありませんが・・・
①低電圧&ロング吸引(5w 10秒)
②中(高)電圧&がっつり吸引(9w 3秒)
⇧色んなリキッドで比較してみてください。
間違いなく人に勧めるべき吸い方は、①(低電圧ロング吸引)になります。
実際にセッティングして色んな方に試してもらっていますが、ほとんどの人が①にハマります。
①を試した後、②(中~高電圧)が好みであれば②で吸えば良いと思います。
自宅に眠っている辛くて吸えなかったようなリキッドも、電圧をセッティングする事で美味しく楽しめるかも?
ぜひ低電圧VAPEを用意してお試しください。
4,000円前後で買えますし、リキッド1本買うよりも価値があると思います。
CBDリキッドに最適な電圧の探し方まとめ
- 2V(4w)前後から調整する
- 大体のVAPEは低電圧”非対応”なので別途(2V~ 1w~)対応VAPE本体を用意
- 低電圧ほど長~く吸う感じ(ロング吸引)
もっと分かりやすく伝えれるように頑張っていきますが、レビューの際も”電圧、吸引秒数”などを書く流れが広まったら嬉しいなと勝手に思ってます(__)ペコリ
細かく言うとVAPE本体にも個体差(同じ5wでも吸い心地が違う)場合があったりもします・・・
『なるべく低電圧から & 低電圧ほど長めに吸引』を意識してセッティングする事をおすすめします。